10月27日・28日に東日本大震災復興応援活動TPCの『私と東北に行ってみませんか。』第7弾に参加し福島県に行って来ました。(TPCとは、八神純子さんが主催の東日本大震災の長期的な復興支援活動です。)

私が、見たこと、聞いてきた事、感じた事を書きたいと思います。

 

【1日目】浪江町を訪れました。オカフェさんにて昼食を頂いて、浪江町立なみえ創成小学校・中学校(震災前全校生徒1800人が現在は10名)でのなみえアートフェスというチャリティーイベントに参加。

このオカフェさんは店主の岡さんが倉庫を改修して集まれる場所として作った。店舗ではなく、岡さんが浪江町を訪れる時にあいている。

~アートフェス~

「無念」という映画を鑑賞。

この映画は浪江町の消防団長を主人公に震災時、震災後の様子を伝える為に作られた。

福島第一原発から10㎞圏内の浪江町。助けられる命があったかもしれないのに、放射能汚染で救助に行けなかった消防団の後悔、怒り、悲しみが描かれていた。

 

地元アーティストさんのライブ。震災をテーマにしている楽曲を披露された。

浪江町に伝わるお話の紙芝居。

そして、八神純子さんとミスピーチさんのトークセッション&ミニコンサート

ミスピーチさんのお話では、「福島県産というだけで買ってもらえない」「買ってはくれたがそのままごみ箱に捨てられていた」など深刻な風評被害だ。

その後、八神純子さんによる応援コンサート。

『まち・なみ・まるしぇ』に立ち寄りお土産購入。

まち・なみ・まるしぇは浪江町仮設商業共同店舗施設。 B級グルメ浪江焼きそばをお土産に購入しました。

いわき市の旅館に移動。

移動のバスからの景色は真っ暗だった。

避難解除となった今でも、空き家がたくさんあり住民は戻ってはいなかった。

旅館到着。

夕食後、純子さんとライシーホワイトさん(お米PR大使)福島県職員トークセッション。

実際の生産現場のお話をお聞きした。

・生産の過程から、放射性物質を植物が吸収しないための工夫をしている。

・収穫後は、どれか1つを検査するのではなく、すべて検査をして本当に安全性が認められるものだけ出荷している。

・「美味しい」と言ってもらえたので「福島県産」と言ったら、嫌な顔をされ、捨てられた

など、直接聞かなければわからないことがたくさんあった。

『美味しいから選ばれる』 という風にしていきたいと最後に言っていたのが印象に残っている。

そうなる為に新ブランド米をPRしていくなど。

 

二日目に続く。