2014年7月30日 カテゴリ:スピリチュアル
水戸市と土浦市、つくば市の間の石岡市にある『開運結婚式』と『日本一の幸せの白いハト』で有名なマリアージュ吉野(マリアージュガーデンアンドホテルズ)の山本恵莉子です。
いつもお読みいただき有難うございます。
舞love龍の池の巻 第3章「ご神殿」
吉野殿
冬の夕方は、暗くて寒い。けれども、結婚式場は、宴会のお客様で大賑わい。舞ちゃんとドレーヌは、マイクロバスの後ろに回って、目立たないように、ご神殿の庭に入った。
―どうか、無事に戻って来られますように。お祈りをしながら、舞ちゃんは、たいこ橋を渡っていく。たくさんのお客さまが集まるときは、「みんなが、神さまに護って頂けますように。」って、社長である舞ちゃんのママは、夜も、ご神殿の扉を開けておく。「ご神殿は、お店の玄関を向いて建ててあるから、出入りする人たちを、神さまがいつも見ていてくださるのよ。舞も、玄関を通る時は、ご挨拶してね。」これは、ママの口癖。
ご神殿の入口で、お鈴を鳴らして頭を下げて、中へ進む。ご神殿に入ると、舞ちゃんは、普段でも緊張するけれど、今日はひとしお。心臓の鼓動が、自分でも聞こえてきそう。
ご神殿の中(‘ω’)
「ねぇ、ドレーヌ、私の胸、とってもドキドキしている。」
「ドキドキするから動悸って言うのかな?」
「真面目な顔で面白いこと言うのね。」
「舞ちゃんがかわいそうなくらいに緊張してるんだもん。」
「ありがとう。・・・じゃあ、動悸、息切れには?」
「宇津救命丸!」
「それは、夜泣き、かんのむし、赤ちゃんの薬だわ。」
「そうとも言うね。え~と、動悸、息切れには、・・・。」
「救心でしょ!」
笑って、ドキドキが、すっかり治まった舞ちゃん。「騒がしくて、すみません。」って、心の中で神さまに謝った。
ドレーヌはエヘンと、咳払いをすると、真面目な顔に戻って、奥の正面に光っている大きな御神鏡の前に立った。舞ちゃんは、少し後ろの左側に立っている。
ドレーヌが、両手を胸の前で合わせて静かに、けれど、しっかりと唱え始めた。
「大きな、大きな見上げても見えぬほど、大きな大黒天さま、その大きなる福の袋を持ちたるお姿を先頭にして、琵琶を持った大弁財天さま、釣竿を持った恵比壽さま、鎧をきた毘沙門天さま、長きお顔の福禄寿さま、白いお髭の寿老人さま、腹の出でたる布袋さま。」
と7人の神さまの名前が、出揃ったとたん、鏡がきらりと光った。ドレーヌは、急いで斜め左後ろを振り向いて、舞ちゃんの手を取った。
手をつないだ二人は、ドレーヌが先になって、鏡の中へと吸い込まれて行った。
最後までお読みいただき有難うございました。
お問い合わせはこちら
マリアージュ吉野お問い合わせ窓口
0299-26-8800
お幸せな人生のスタートはマリアージュ吉野、ホテルグランマリアージュ、吉野殿、
サンタマリア教会、バラのチャペル、虹のチャペルで!
小さな結婚式が大人気!
http://mariage-gh.com/lcc.htm
|
|
ご婚礼・ご宴会・七五三
マリアージュ吉野 |
〒315-0038 茨城県石岡市旭台2-16-5
(ジャスコ石岡近く)
TEL 0299-26-8800(代) FAX 0299-26-2128
専用駐車場500台 |
|
ご婚礼・ご宴会・ご宿泊
ホテルグランマリアージュ |
〒315-0014 茨城県石岡市国府1-1
(JR石岡駅となり)
TEL 0299-22-4100(代) FAX 0299-23-2400
専用駐車場150台 |
|
【きっと幸せになるんだよ】
開運招福
舟漕ぎ出したなり
舟ゆっくりと動き波動き
大龍神風起こすなり
さて ここに大弁財天
舟の先に立ち 雲払うなり
舟出なり
|